上質な羽織をラフに
京都丹後地方で生産される高級絹織物「丹後ちりめん」を京黒紋付「深黒加工」で染めた「京都丹後ちりめん深黒羽織」。表面には流水文様が浮かび、動きと深みを演出します。上品に着飾るも良し、普段着としてラフに着るも良し。上質な正絹羽織を是非ご堪能ください。
三百年の歴史を持つ京都丹後ちりめん
「丹後ちりめん」は経糸(たていと)に撚りのない生糸、緯糸(よこいと)に1メートルあたり3000回前後の強い撚りをかけた生糸を交互に織り込み生地にし、その後、精練することによって糸が収縮し、緯糸の撚りがもどり、生地全面に細かい凸凹状の「シボ」がでた織物のことをいいます。ちりめんは、シボがあることにより、シワがよりにくく、しなやかな風合いに優れ、凸凹の乱反射によって染め上がりの色合いが豊かな、しかも深みのある色を醸し出すことができます。
黒より黒い「深黒」という究極の黒
100年間、黒紋付だけを染め続けてきた京都紋付の「深黒加工」。一旦黒染加工を施した後、再加工をし、天日干しで一点一点乾かすことによって、黒さをより一層際立たせます。この深黒の技術をもって、究極の黒を実現しています。「丹後ちりめん」を、日本が誇る世界一の黒で染めた「京都丹後ちりめん深黒羽織」を是非ご堪能ください。
スペック
- 素材:
- 絹100%
- 生産国:
- 日本
注意事項
洗濯について
汗を沢山かいた場合は、専門業者へクリーニングに出されることをおすすめいたします。汗ジミは初めは目には見えませんが、時間が経つと黄ばみとなって浮き上がり取れなくなる事がありますのでご注意ください。
シミ・汚れについて
シミや汚れを放っておくと、黄変やカビの原因になりますので、すぐに手当をすることをおススメします。タオルやティッシュなどを使い、上から吸い取るようにふき取ります。擦ってしまうと生地を傷めたり、広がる可能性もありますのでご注意下さい。専門業者に処置をお願いする際は水性、油性といった種類を伝えられるようにしておくと便利です。シミや汚れはとにかく「慌てない」事が重要です。